YouTube動画「8つのメンタルトレーニング 第8回 ストローク」

皆さま、日々ワクワクして過ごしていますか?

ワクワク目標達成研究室の森です。

以前のFacebookライブを部分ごとにYouTube動画で配信するシリーズ

今回は「『With COVID19』時代を切り拓くための8つのメンタルトレーニング

第8回 ストローク

としてお送りします。

8つのメンタルトレーニング

①目的・目標設定
②セルフコントロール
③イメージトレーニング
④集中力
⑤プラス思考(パフォーマンスの方程式)
⑥セルフトーク
⑦コミュニケーション(ストローク)
⑧予測と準備

今回の動画ポイント

・ここでのストローク=心の栄養

<ストロークの原則>

①意識して相手に与え、意識してもらう

・「自他を愛する」ことが大切
・「いい人」は、自分がストロークを「もらう」ことをおろそかにしがち

②肯定的ストローク > 否定的ストローク

・「否定的ストローク=悪」ではない!
 否定的ストロークがないと、単なるなれ合い

<肯定的ストローク>

①スキンシップ
②心理的関わり:ほほえむ、あいさつする、目を見て話をする、相手の話をさえぎらず聴く、など
③条件付きストローク:「あなたの〇〇はすばらしい」

(例)あなたのプレゼンはわかりやすい、あなたの電話応対は丁寧、
 あなたの文書はわかりやすい など

④無条件ストローク:「あなたがいてくれるだけでうれしい」「愛してる」など

<否定的ストローク>

①条件付きストローク:「あなたの××はダメ」

(例)あなたは遅刻が多い、あなたはすぐウソをつく など

※肯定的ストロークで信頼関係(ラポール)を築いたうえで、
 部分否定ストロークを行う

※以下の否定的ストロークは「使うべきでない」「使ってはいけない」ストローク

②暴力(叩く、つねる など)
③心理的関わり(悪口を言う など)

※叱る場合は、部分否定で

④無条件ストローク

 「だからお前はダメなんだ」「うざい」「死ね」など

ストロークは「心の栄養」なので、ストロークが少ないと、メンタル的に枯渇する。
たまに、メンタルトレーニングで、人から何を言われても(賞賛も罵倒も)気にならなくなり、目標にまい進できるようになる、という期待を持つ人もいるけれど、ちょっと違う。
メンタルトレーニングは、感情を持たない「○○マシン」になれるように行うものではないですからね。
ヒトは社会的生物だから、その点ストロークを意識して相手に与え、意識してもらうことは必要不可欠といえる。
あと、「否定的ストロークは部分否定で」という原則は押さえておきたいですね。
相手のことを思って、相手の行動を改善させたいという気持ちがあっても、人格否定に近いストロークをしていては効果が弱くなる。