目標達成の技術を身につけたとしても、あるいは身につけずに、従来通り過ごしたとしても、
今この時点では、特にたいした差はありません。
しかし、未来においては、その差は歴然としていきます。
大事なことは、その差はあなた自身のみならず、
あなたが大切にしている家族や、周囲の人々に対しても、
多大な影響をもたらす、ということです。
目標達成の技術を身につけた未来

<1年後>
- 年始に立てた目標が達成できるようになっている
- 日誌を通して、自信が高まっている
- 目標達成につながる習慣を身につけている
- 達成した目標に応じた成果物(ダイエット、禁煙、業績UPなど)
年始などに設定した目標達成の確率が、飛躍的に高まるのはもちろんですが、
重要なのは、自分に対する自信が高まり、
習慣が変化していること。
目標達成のみを追いかけると、
目標が達成できないと、かえって自信をなくしてしまう傾向にあります。
しかし、原田メソッドの実践を通して、日々のパフォーマンスを高める努力を行っていると、
たとえ当初の目標が達成できなかったとしても、そのことで自信をなくすことなく、正しくその原因をふりかえり、未来に向けてより生産的な行動をとることができます。
<5年後>
- 社会の変化に対応できる自分になっている
- 家族や社内等、周囲にもポジティブな影響を与えている
- 家族や社内等、周囲にも目標達成について伝えられる
原田メソッドの実践を続けていると、その根幹である「自立型人間」のマインドを、正しく、深く身につけている可能性が高まります。
そうなると、社会の変化に対して、被害者意識に陥ることなく、まして、いいわけをすることもなく、対応ができるようになります。
また、家族や社内等、周囲にもポジティブな影響を与えられる確率が高まります。
ありていにいえば、
「○○さんのようになりたい」
と思われるあなたになる、ということです。
これは、非常に大切なことです。
変化の激しい時代の中で、
特に若者たちの間で、ロールモデルがどんどんいなくなっています。
いても、身近にはいないことが多い。
そんな中で、あなたがお子さまや、社内の後輩たちのロールモデルになれるのであれば、それは、非常に素晴らしいことだといえます。
何より、お子さまや後輩たちに、目標達成の技術を伝えられれば、その輪はどんどん広がっていきますよね。
<10年後>
- 長期的に意識した目標がほぼ達成できており、
10年前では信じられないほどの業績をたてている - 子どもたちが立派に成長し、部下も実績を上げている
地域や社会に必要な自分になっている
「人は1年でできることを過大評価し、
10年でできることを過小評価する。」
アメリカで有名なコーチ
アンソニー・ロビンスの言葉です。
目標達成の技術を深めていくと、人生単位、10年単位での未来を、意識できるようになります。
そうした中で10年単位でふり返ると、10年前には信じられないほどの業績をたてていることがありえます。
それは、私自身のみならず、子どもたち、部下たちが、立派に成長していることにもつながります。
何より、地域や社会にとって、社会の歯車としてではなく、一人の人間として、必要とされる自分になっている。
これこそが、原田メソッドの根幹である、自立型人間の究極の姿だといえます。
目標達成の技術を身につけていない未来

<1年後>
- 目標がいつまでの達成できない。環境に負けてしまう
- 自信が持てないまま
- 達成した目標に応じた成果物を得られない(ダイエット、禁煙、業績UPなど)
環境に負け、自信をなくし、
今以上のものを得ることはありません。
1年後レベルであれば、まだ失うものは少ないとはいえます。
ただ、あなたも実感していると思いますが、
今の生活をずっと維持することすら、何らかの目標を達成しないことには難しいのです。
<5年後>
- 社会の変化に対応できず、失業の可能性大
- 家族や社内等、周囲にネガティブな影響を与えている
(悪いのは自分ではなく社会、という他責) - 家族や周囲が、より発展できた可能性がなくなる
「自立型人間」への実践を続けていないのであれば、
社会の変化に対して、被害者意識になるか、無意味に自分を責めるかの、どちらかでしかありません。
被害者意識をぶちまけたところで、同じような境遇の人同士で、傷をなめあうことはできるかもしれませんが、発展はありません。
もちろん、社会にも様々な問題があるわけですが、いわゆる「社会を変える」人は、自立型人間なのであって、被害者意識とは全く違います。
そして、そのような被害者意識な姿勢は、周囲に高い確率で伝播します。
社会に対して被害者意識を持っている親からは、子どもたちは、やはり学校や社会に対する被害者意識を持ちやすいでしょう。
会社に対して被害者意識を持っている上司には、優秀な人は距離を置き始め、同じような部下が集まるようになる。
個人的には、こうした意識格差は、いわゆる経済格差と、一定の相関はあるとは思いますが、そこまで強くないのではないかと思います。
世間的には金持ちに属する人でも、被害者意識、発展のない自責に陥る人も、一定数はいます。
逆に、貧困層の中にも、自立型人間は一定数はいます。
経済格差の一定の是正も大事ですが、
ぜひとも、意識格差の是正もはかっていきたいものです。
<10年後>
- 現在とそこまで変わっていないならいい方で、
現在よりはるかに悲惨になっている - ネガティブな感情をこじらせ、
キレる高齢者になる可能性大
現在、キレる高齢者が問題になっています。
しかし、こうしたニュースを見て、「だから老害は」と言ってるあなたも、実は、将来そうなる可能性は、少なくないのです……