原田メソッドの5つの特徴、メリット

原田メソッドには、以下の特徴、
メリットがあります。

(1)もともとは中学生のために開発されたメソッド
(2)高い再現性、行動・マインドの変化
(3)哲学とツールが一体になっている
(4)周囲、家族と良い人間関係を築きながら、目標達成できる
(5)ワクワクしながら自分で取り組める

原田メソッドはもともとは中学生のために開発された

 原田メソッドは、
 大谷翔平選手が高校時代から実践していることで、
 世間でも相当話題になりました。

 ただ、その一方で、
 
「大谷選手だからできたんじゃないの?」
「私にはハードルが高い」

 といった、
 ある種間違ったイメージが、一部持たれていると聞きます。

 実際は、原田メソッドは、
 創始者の原田隆史先生(※1)が、

 貧しい子供たちが多い、
 荒れた公立中学校に赴任して、

「貧困で苦しむ子どもたちを、
 陸上で上位成績をとらせることを通して、
 高校に奨学生として入学させる!」

 というミッションを達成する過程で、
 さまざまな紆余曲折を通して
 編み出されたものになります。

※1 原田隆史先生は、これまで、
 中学校で体育教師兼生徒指導として、
 20年にわたって指導されてこられました。

 つまり、原田メソッドは、
 もともと、貧困で苦しむ
 荒れた中学生のために編み出されたもの。

 大の大人ができないはずはないですよね。

高い再現性、および行動・マインドの変化

 原田メソッドの特色として、
 高い再現性、および行動・マインドの変化があります。

 ここで「再現性が低い」とは、
 
「原田先生直伝で、
 みっちり指導をうけないとダメ」

 という意味になります。
 一子相伝のイメージですね。

 その点、原田メソッドは、
 以下の実績があります。

・原田先生の中学時代の教え子が、
 大人になって学校の先生になり、
 その教え子を陸上で日本一に(しかも連続)

・認定パートナーが指導した人が、
 ビジネスやスポーツで高い実績を発揮

・世界20か国で翻訳され、実践されている

「教え子の教え子」「言葉も文化も違う人たち」
 が実践しても、実績が出るということは、
 
 高い再現性を持っている、ということになります。

 また、原田メソッドは、
 たとえ当初設定した目標が達成できなかったとしても、

 きちんと実践できていれば、
 その過程で、行動・マインドの部分で、
 何らかの変化をもたらします。

 私自身、原田メソッドを最初に実践して、
 当初追いかけていた数値目標こそは
 達成できませんでしたが、

 その過程で、

・夜型で不規則な生活だったのが、
 朝4:30に起床、規則正しい生活ができるように

・これまで以上に仕事の能率がアップ
 複数の案件を抱えると能率が落ちていたのが、
 優先順位を明確にして取り組めるように

 といった、これまでになかった、
 目標達成のための新しい行動を、
 習慣化できるようになりました。
 

哲学とツールが一体

 なぜ、原田メソッドは、
 高い再現性と実績を持つのか?

 それは、原田メソッドが、
 哲学とツールが一体になっているから。

 
 成功者たちは、
 自分の体験をベースに、

 それを万人向けに伝えようとして、
 往々にして「哲学」を語ります。

 「何事にも感謝」
 「まず相手のために生きる」

 ……こうした哲学を聞いて、
 少なくない人は、こう考えます。

 「で、具体的にどうするの?」

 その一方で、
 未来の成果から逆算するなど、

 具体的な方法論、ツールが
 明確になっている場合もあります。

 この場合、ツール通りやれば
 できる可能性があるのですが、

 哲学、マインドセットが
 自分のものになっていないと、

 「なんでやらないといけないの?」
 「わかっちゃいるけどできない」

 となりがちであり、
 たとえツール通りやったとしても、
 燃え尽きがちになる。

 
 原田メソッドは、具体的なツールの背景に、
 明確な教育哲学がある。
 
 だから、ツールを実践する中で、
 自分自身が成長できる。

 逆に、背景にある教育哲学、
 マインドセットを無視して、
 ただツールだけ導入しても、得るものは少ない。

 よく「和魂洋才」などといいますが、
 技術やツール(才)の背景にある、
 運用哲学(魂)を無視しても、
 たいてい思うようにいきません。

周囲、家族と良い人間関係を築きながら、目標達成できる

 目標達成に関して、
 多くの人が誤解しているポイントがあります。

  • 信じられるのは自分だけ
  • 群れるのは弱い人間だからであって、
    目標達成できるような強い人間は、
    孤独な中でも1人で突き進める

…皆さま、いかがでしょうか?

 私自身、原田メソッドを実践するまでは、
 そう思っていました(笑)

 原田先生は逆に、

「1人だけで達成できるような目標は、
 大した目標じゃない」

 と断言します。

 目指す目標が大きければ大きいほど、
 その達成には、様々な人々の力が必要になります。

 原田メソッドは、その実践の中で、

・どのような人々の力を借りたらいいのか
・そのために、普段からその人々に対して、
 何を与えることができるか

 を重視します。

 そのため、原田メソッド実践者の中には、
 夫婦関係や親子関係が改善した人も多いです。

ワクワクしながら自分で取り組める

 一方で、原田メソッドは、
 従来のありがちな目標達成の長所を兼ね備え、

 かつそのためのツールも明確になっているため、

 未来の自分にワクワクしながら
 取り組むことができます。

 原田メソッドの哲学の根幹にあるのは、
 未来を自分自身で切り拓く「自立型人間」。

 人に尻を叩かれないと進めない人間とは、
 対極の存在になることを目指しています。

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