皆さま、日々ワクワクして過ごしていますか?
ワクワク目標達成研究室の森です。
ラグビーワールドカップ2019、日本初のベスト8入り!
南アフリカ戦は残念でしたが、予選では素人目に見ても、ものすごい活躍でしたね!(ラグビーのルールはよくわからないですが)
「より大切なもののために大切なものを犠牲にした」ラグビー選手たち

ラグビーでの日本大活躍の秘訣はなんだったのか?
原田隆史先生含め、メンタル関係でのプロが口にするポイントは…
②全員が「絶対に負ける気がしない」
③なでしこの法則
「犠牲」は新聞やテレビなどで、選手が口々に語ってきた言葉ですね。
“「全てを犠牲にしてきた」 ラグビー日本代表、最後の記念撮影は子供たちも一緒に”
ラグビーを最優先し、それ以外の時間をすべて犠牲にしてきた選手たち。現在の価値観では、正直あまりほめられない価値観なのかもしれません。
しかし、偉大な目標を実現する、卓越した成果を成し遂げるためには「より良いもののために良いものをあきらめる」ことが問われるものであることも、また事実です。
少なくとも、私たちは往々にして、目標達成とは何ら関係ないことに時間を割き、「どうでもいいことのために良いものをあきらめる」ことが多いのが現実ですよね。


不安が完全に取り除かれると「絶対に負ける気がしない」

徹底した準備、犠牲を伴う行動によって、目標達成に伴う「不安」が一つ一つ取り除かれ、そこに「自信」が植え付けられていきます。原田先生は、そうして「不安」が完全に取り除かれた状態を「平常心」と表現しています。
そうなると、「絶対に負ける気がしない」というマインドになる。
似たような言葉に、「勝つ自信があります」「絶対勝つ!」がありますが、実は、この状態では不安が完全に取り除かれていないので、往々にして、このマインドでは、3位などのいい所どまりになることが多いのだと、原田先生は指摘しています。


ラグビーワールドカップ2019でも表れた「なでしこの法則」
ラグビーワールドカップ2019のさなか、台風19号にみまわれました。
そのあと、スコットランド戦勝利の後、選手たちは口々に
「台風19号の被害に遭われた方々へ、お見舞い申し上げます。その方々のためにも、私たちはラグビーをすることによって、結果を出して皆様に勇気と元気を与えたい」
とコメントしました。
もちろん、これを「単なるリップサービス」ととらえる人も多いのでしょう。しかし、モチベーションの観点からいえば、実際に選手たちはそう思って試合に臨んだのだと思うのです。
個人的には、選手の皆様方が、自分自身のためだけに「全てを犠牲にしてきた」 とは、とうてい思えないのです。
やはり、自分たちの活躍を通して「ラグビーをもっと発展させたい」「多くの人々に勇気と元気を与えたい」という側面が、モチベーションとしてあったと思うのです。
人はそうしてこそ、自分を超えた力を発揮することができます。
原田先生は、これを「なでしこの法則」と呼んでいます。


最後に
ラグビーワールドカップ2019を通して、皆さまの今後の目標達成、ビジネス等で、学ぶものは多くあったと思います。皆様は、いかがでしたでしょうか?